ワンハンドルタイプ

「P5-B5+EB」の12段ワンハンドルマスコン。ノッチに応じて加速度・減速度が変化します。ツマミにより全体性能の調整も可能。

運転を楽しむ

プログラムにより走行中にモーターが励磁音を奏でます。音は加速時・減速時で個別に設定できます。最大12車種を登録可能。

商用利用禁止

当コントローラーはしろくま様、ハマカゼ80様のソースコードを流用しております。その為、「商用利用不可。オークションも含む。必ずご一報下さい。」

はじめに

・しろくま様( http://www.diotown.com/creative/2011/05/arduino-de-pwm-controller.html

・ハマカゼ80様( https://angelex.exblog.jp/20751029/

の回路及びソースコードを改変し、arduinoまたはarduino互換基板を使用したPWMパワーパックを製作しました。

コードのピンアサインを変更しておりますが、ハマカゼ80様の回路と基本構造は変えておりません。

その為、ピンアサインを以前のものに修正した上でマイコンを書き換えると、

以前のパワーパックも拙作の仕様にバージョンアップすることが可能です。

新機能・変更点

基本的にはハマカゼ80様のプログラムを踏襲しておりますが、新機能の追加及びいくつかの変更点があります。

<新機能>

・加速時と減速時で、それぞれ違う変調音の設定を可能に

この機能の追加により、励磁音の再現性が大幅に向上しました。

・全16種の変調音を新規に作成

上記機能の追加に合わせて、16種類の変調音を新規作成しました。

関東ばかりですが許してください。

(一部の変調音は、選択するために外部通信ソフトが必要です。

外部通信ソフトはソースコードのページで配布しています)

 

変調音リストは以下の通りです。

  1. 201系
  2. 三菱GTO(209系、E217系、70-000形(未更新車)他)
  3. 三菱3レベルIGBT(E231系0、500、800番台(いわゆる通勤タイプ)他)
  4. 日立IGBT(E231系1000番台(墜落インバータ)他)
  5. 三菱2レベルIGBT(E233系他、JR東の機器更新車向け)
  6. シーメンスGTO(京急2100形)
  7. シーメンスGTO(京急新1000形)
  8. 三菱GTO(京急600形他)
  9. 東洋GTO(京急600形、京成3700形他)
  10. 東洋IGBT(205系5000番台、京成3000形他)
  11. 都営5300形
  12. 東芝3レベルIGBT(東京メトロ05系19~24編成、06系他)
  13. 4象限チョッパ(03系、05系他)
  14. シーメンスIGBT(京急新1000形)
  15. 三菱2レベルIGBT(京急新1000形)
  16. 東洋IGBT(新AE形)

変調音のサンプル(一部未収録)はこちらです。

 

<変更点>

・ノッチ操作による加速度の変化

以前はP1~P5全てで加速度が一定でしたが、ノッチの数字が大きくなるほど加速度が大きくなるように変更。

・ピンアサインの変更

秋月電子のarduino Pro mini互換基板を採用した為、ピンアサインも併せて変更しております。

前述しておりますが、ピンアサインを以前のものに戻すことで既存のパワーパックを当HPのコードにて更新可能です。

回路図

画像をクリックすると拡大表示できます。

 

(2020/05/10追記)

以前掲載していた回路図に誤りがございました。大変申し訳ございません。

以下の回路図が正しい配線です。

 

 

また、「実体配線図が欲しい」とのご意見を頂戴致しましたので、こちらも掲載しておきます。

結線については回路図と照らし合わせてご確認ください。

※基本的に、色の違う配線どうしが「交差」している部分は結線しません。色の違う配線どうしが「接触」している部分は結線します。

 

 

この回路では、LED用の抵抗とポリスイッチを適切な値のものに交換する事で最大20Vの出力が可能となります。

三端子レギュレーターを耐電圧が高いものに交換すれば、さらに高い電圧での出力も可能です。

 

また、アナログ端子は(拡張性を考えなかったせいで)A3~A5端子を使用しています。

I2Cを利用する場合はソースコードを変更の上、使用する端子をA0~A3、A6、A7のいずれかに変更してください。

SPIはタイマーの関係上5、6番のPWMを実質使用できないことから利用できません。

部品一覧

回路に必要な部品のみ掲載しております。基板、ピンソケット、筐体等は別途ご用意下さい。

また、回路図に記載しておりませんが470pFのコンデンサはSB340LSと並列に接続する事で、列車の動きが多少滑らかになる場合があります。

470pFのコンデンサについては、列車の挙動に応じて使用するか否か選択してください。

 

コードの最新バージョン

現在の最新バージョンは4.00です。

 

<V4.00の更新内容>

(V4.00)

・外部制御(USB)モードにてZUIKI製電車でGO!!コントローラ(以下電GOコン)による操作に対応。なおこの変更に伴い、一部ブレーキノッチの減速度を変更しています。

 

詳細については、下記よりソースコードの公開ページを参照してください。

 

ソースコード

<最新バージョン>

V4.00 ……外部制御(USB)モードにてZUIKI製電車でGO!!コントローラ(以下電GOコン)による操作に対応しました。

 

<以前のバージョン>

V3.20 ……惰行時・各力行ノッチ最高速度以上時の減速率計算方法を変更しました。

V3.10 ……モニタリング機能の追加、スケールスピード調整機能の強化を行いました。

V3.00 ……全ての機能について見直し・調整を行いました。

V2.20 ……加速度変化を実装し、より実車に近い挙動に。

V1.10 ……初期版。

Master Controller(TSマスコン)1・2専用パワーパック

Master Controller for Train Simulator(TSマスコン)および、

Master Controller for Train Simulator2(TSマスコン2)をコントローラとして利用するタイプのパワーパックを製作しました。

別ページにまとめてあります。詳しくはこちら

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